情報リテラシー第2回の授業内容は、検索エンジンの歴史についてであった。
授業序盤に説明されたサイトの歴史に関する説明を受けた時、1991年にはネット上にはサイトは1つのみ。93年になってもわずか130しかないということには驚いた。特に驚いたのはYahooがGoogleよりも先に登場していたということだ。現在の世界ではYahooよりGoogleの方がシェアされているため、Googleの方が長生きだと思っていたが、その考えが違ったことに驚いた。
YahooとGoogleの違いはその検索方法にあり、Yahooはカテゴリー検索、Googleはキーワード検索という点にあった。前者はカテゴリー検索や検索結果の操作によってユーザーを誘導しようとするが、後者は検索されたキーワードに関して、情報の量や質、分かりやすさを分析してユーザーに検索結果を提示するため、ユーザー中心の検索エンジンと言える。後にYahooのカテゴリサービスは破綻し、その代替案としてYahooオークションやYahooショッピングへの誘導が強まった。現在ではYahooのトップページは自社サービスのバナー広告で溢れており、ユーザーの欲しい情報を見つけにくくなっている状態にある。
こうして見ると、一見YahooはGoogleより劣っている・利益を追求し過ぎであるという印象もあるが、YahooがGoogleより優れている点も少なくはないと私は思う。Yahooのトップページには、Googleには無いニュース欄があり、社会で何が起こっているかをいち早く知ることが出来る。他にも天気予報や占いなど、Googleのトップページにはないサービスばかりなので、Yahooが必ずしもGoogleより劣っているとは言えないと思う。
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